次に石を取る人を考えます。これを変数として用意し、一人目から順に石を取ったのちに次に石を取る人を更新する操作を行います。P人目が石を取った場合次に石を取る人を1人目に設定します。このような繰り返しの処理はfor文やwhile文で実現できます。石を取った時に残りの個数が0個になったならば、次の石を取る人は更新せず、その時に次の石を取る人に書いてあった人が答えです。この問題ではゲームの回数が最大100回、各ゲームの石の数が最大1000個なので、この方法で間に合います。

また、より高速な解法としてこのようなものがあります。
P人がいるゲームにおいて、石の個数Mが人数より少ない場合はM人目が勝ちます。そうでない場合は、石がP個減ったあとにまた1人目から始まるので、M-P個の石があるゲームと結果が同じになります。よって、石の数はPで割ったあまりとしても結果は変わりません。石がP個以下だった場合は先ほど述べた通りM人目が勝つので、ゲームに勝つのはM%P人目(M%PはMをPで割ったあまり)となります。

参考文献:4つの言語で解ける 実践プログラミング問題集