基本構造

C言語のプログラムは、関数の集合で構成されています。関数とは、ある目的のための一連の命令に名前を付けて、適時呼び出せる(使える)ようにしたものです。呼び出し元からデータを受け取り、定められた処理を実行して、必要に応じて結果を返します。

関数が受け取るデータを引数、返すデータを戻り値とよびます。C言語の関数はおおむね次のように書きます。

戻り値の型 関数名(引数の列){
  文;
  文;
   :
   :
  文;
}

とは、整数、文字、実数などのデータの種類を表すもので、データ型とも呼ばれます。関数の定義の最初に型を指定して、その関数が戻り値として返すデータの種類を明確にします。

{} に囲まれた部分をブロックあるいは複合文といいます。ブロックはの並びで、1つの文は;(セミコロン)で区切られます。文はブロックの上の行から下の行に向かて順番に実行されます。 同じ行に複数の文を書くことができ、複数ある場合は左から右に向かって順番に実行されます。

プログラムは関数の集合から構成されますが、これらは他の関数から呼び出されることによって実行されます。C言語では、システムが最初に呼び出す関数をmain関数と定めています。

main関数

main 関数は以下のように書きます。

int main(){
  
  /* 処理 */

  return 0;
}

int は整数を表し、main関数はシステムに正常終了を通知するために0を返します。関数から値を返すためにはreturn文を実行します。

/**/で囲まれた部分はプログラムの実行には影響しないコメントとなります。

標準出力

C言語で標準出力に文字列を出力するためには次のようにprintf 関数を使用することができます:

printf("文字列"); /* 出力したい文字列を渡して呼び出す*/

文字列の中に改行を含める場合は、改行コード "\n" を含めます。例えば、文字列 "Accepted!" の後に改行を加え出力する場合は、以下のように記述します。

printf("Accepted!\n");

printfは関数なので、プログラムの中に関数の定義が必要になります。 しかし、printfの定義を自分で書く必要はなく、ライブラリとして準備されているものを利用することができます。 ライブラリとは、あらかじめ準備された汎用的なプログラムの集まりです。printf を使用する場合には、次のようにstdio.h をインクルードします。 インクルードとは、ライブラリをプログラムに含める操作です。stdioには入出力に関する様々な関数や機能が実装されています。

#include<stdio.h>

int main(){
    printf("Accepted!\n");
    return 0;
}

Reference

 

オンラインジャッジではじめるC/C++プログラミング入門 (マイナビ)

AIZU ONLINE JUDGE のコース問題を題材にした解説書です。各トピックごとに C/C++ 言語の基礎的な内容を学習し、Introduction to Programming の演習問題にチャレンジしていきます。内容は敷居の高いものではなく、プログラミング初学者が取り組む例題からスタートしています。