計算式などの実際の処理を行う文を実行文と呼びます。実行文は以下の3つの文に分類されます。
ある実行文の中に別の文を"入れ子構造"で含めることができます。たとえば、if文の中にさらにif文やfor文などを含めたり、for文の中にさらにif文やwhile文などを含めることができます。
アルゴリズム(問題を解く手順)を組み立てることを考えると、プログラムは以下の構造を持つブロックで構成されます。
たとえば、次のプログラムはfor文による2重ループにより九九の表を出力します。
for i in range(1, 10): for j in range(1, 10): # i の段を横1列に出力する val = i * j if val < 10: # 1桁の場合は空白入れて調整 print(' ', end='') print(' ', val, end='') print() # iの段の出力を終えて改行
出力結果:
1 2 3 4 5 6 7 8 9 2 4 6 8 10 12 14 16 18 3 6 9 12 15 18 21 24 27 4 8 12 16 20 24 28 32 36 5 10 15 20 25 30 35 40 45 6 12 18 24 30 36 42 48 54 7 14 21 28 35 42 49 56 63 8 16 24 32 40 48 56 64 72 9 18 27 36 45 54 63 72 81
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