ICPC World Finals 3日目
この日、ティー氏はチーム内の言語使用割合を調べていた。 珍しいことに、我々のチームは使用言語を統一していない。 調査の結果、2人がC++、1人がJavaを使っていることが分かった。 さて、これをパイチャート(円グラフ)にしてみよう。
おや、Javaの使用割合が少ないように見えるな。 どう考えてもこんなはずはないので少々手を加えよう。 これは最近流行りのテクニックであり、 「パイチャートの中心座標をずらす」というものだ。 (皆さんはマネしてはいけません。)
うむ、これでバランスがとれた。 ところで面積はどのように変わったのだろう?
半径\(r\)、項目数\(n\)のパイチャート(円グラフ)が与えられる。 項目\(i\)の構成比率は\( p_{i} \)[%]であり、座標\( (0, r) \)から時計回りに項目が割り当てられる(下図を参照)。 パイチャートの中心座標が\( (0, 0) \)から\( (x, y) \)に変化した時、 各項目の占める面積は何%変化するかを求めよ。
r x y n p1 p2 … pn1行目に パイチャートの半径\(r\)、中心のx座標\(x\)、y座標\(y\)、項目数\(n\)が空白区切りで与えられる。 2行目には、 項目\(i\)の構成比率\( p_{i} \)[%]が空白区切りで与えられる。
1行目に各項目の占める面積の変化率[%]を「整数に切り捨てた値」を空白区切りで出力せよ。
100 50 -50 2 67 33
71 156
項目1の面積は約21048から約15153に変化した。 変化率は15153/21048 ≒ 71.99%。
項目2の面積は約10367から約16262に変化した。 変化率は16262/10367 ≒ 156.86%。
100 -50 0 4 10 20 30 40
115 144 113 64
項目ごとのおよその面積の変化は以下の通り。
100 70 -70 8 1 24 1 24 1 24 1 24
167 97 27 10 32 102 172 189