時間制限 : sec, メモリ制限 : KB
Japanese

Problem A: 青春18きっぷ 2013

Problem Statement

会津合宿に参加予定の高槻さんは、家が貧乏であまりお金を持っていない。そのため、青春18きっぷを使用して、お金を節約しようとしている。18きっぷは、これ1枚だけで、鈍行列車ならば1日中乗り放題、改札の出入りも自由という優れものである(詳しい利用ルールについては省略)。

18きっぷの魅力は、乗り換えを行う駅で、空いている時間を使って、ご当地のお土産等を見てまわれる点である。彼女は、せっかくの機会なので、旅の途中でいろいろな駅を見て回りたいと考えている。ただし、次の電車に乗り遅れては困るため、乗り換え駅に到着した時刻から、乗り換え駅を出発する時刻までの間がT分以上のときだけ、その駅を見て回ることにした。

高槻さんの18きっぷを使った乗り換え計画が与えられるので、見て回れる駅の名前と時間を出力せよ。一番最初に出発する駅と、一番最後に到着する駅は、見て回る候補には入らないことに注意してほしい。

Input

各データセットは、以下の形式で入力される。
N T
st_time1 st_name1 ar_time1 ar_name1
st_time2 st_name2 ar_time2 ar_name2
...
st_timeN st_nameN ar_timeN ar_nameN

Nは列車に乗車する回数を表わす整数、Tは乗り換え駅を見て回れる許容時間(分)を表わす整数である。続いて、N行にわたって、列車の出発と到着のペアが与えられる。各行の入力は、st_timeiの時刻ちょうどにst_nameiの駅を高槻さんの乗る列車が出発することを、ar_timeiの時刻ちょうどにar_nameiの駅に高槻さんの乗る列車が到着することを意味する。

Constraints

  • 1 <= N <= 10
  • 1 <= T <= 180
  • st_timei、ar_timei
    • "HH:MM"により表わされ、HHには00以上23以下、MMには00以上59以下の2桁の数値が入る。HHが時間で、MMが分である。
    • 00:00 <= st_time1 < ar_time1 < st_time2 < ar_time2 < ... < st_timeN < ar_timeN <= 23:59
  • st_namei、ar_namei
    • アルファベット大文字・小文字により表わされる文字列である。
    • 1 <= 文字列の長さ <= 50
    • i番目の到着駅ar_nameiと、i+1番目の出発駅st_namei+1の名前は一致する。
    • st_name1、ar_nameN、乗り換えの駅の名前は、それぞれ異なる文字列である。

Output

各データセットについて、以下の形式で出力を行う。

M
stay_name1 stay_time1
stay_name2 stay_time2
...
stay_nameM stay_timeM

M(0 <= M <= N - 1)は、見て回れる駅の数を表わす整数である。続いて、M行にわたって、見て回れる駅のリストを時刻の昇順に出力する。各行は、stay_nameiの駅をstay_timei分間見て回れることを意味する。

Sample Input 1

8 24
05:30 Kyoto 06:37 Maibara
06:50 Maibara 07:36 Tsuruga
07:42 Tsuruga 10:03 Kanazawa
10:58 Kanazawa 12:07 Toyama
12:15 Toyama 14:12 Naoetsu
14:29 Naoetsu 15:57 Nagaoka
16:11 Nagaoka 17:14 Niitsu
17:38 Niitsu 20:06 AizuWakamatsu

Output for the Sample Input 1

2
Kanazawa 55
Niitsu 24

Kanazawa駅は、10:03に到着し10:58に出発するため、乗り換えに55分の空き時間がある。Niitsu駅は、17:14に到着し17:38に出発するため、乗り換えに24分の空き時間がある。どちらも、入力で指定された24分以上の空き時間があるため、出力する。

Sample Input 2

1 180
10:44 Koriyama 11:52 AizuWakamatsu

Output for the Sample Input 2

0

乗り換え駅は1つもないため、0と出力する。