関数のブロック内に書かれている文は基本的に上から順番に実行されますが、構造文と条件式を用いることで処理の内容を変えることができます。
処理の流れを制御する最も基本的な構造文は、条件によって異なる処理を実行することができる条件分岐です。条件分岐には if 文、if-else文、if-else if-else 文などがあります。
「もしAなら処理1を実行する」は if 文を用いて次のように記述します:
if ( A ){ 処理1 } |
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「もしAならば処理1、そうでなければ処理2を実行する」は if-else 文を用いて次のように記述します:
if ( A ){ 処理1 } else { 処理2 } |
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「もしAならば処理1、そうではなくBならば処理2、そうでもなくCならば処理3、、、そうでもなければ処理Xを実行する」は if-else if-else 文を用いて次のように記述します:
if ( A ) { 処理1 } else if ( B ) { 処理2 } else if ( C ) { 処理3 : : } else { 処理X } |
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等価演算子・不等価演算子は2つの値が等しいか否かを評価します。
等価演算 == は2つの値が等しい場合に真(true)、等しくない場合に偽(false)を返します。例えば2つの変数 a と変数 b の値が等しい場合 a == b は true を返します。※代入演算 = と異なり、= を2つ続けることに注意して下さい。
不等価演算 != は2つの値が異なる場合に真(true)、等しい場合に偽(false)を返します。例えば2つの変数 a と変数 b の値が等しい場合 a != b は false を返します。
比較演算子は2つの値の大小関係を評価します。以下は主な比較演算子です。
a < b /* a が b より小さいとき true */ a <= b /* a が b 以下のとき true */ a > b /* a が b より大きいとき true */ a >= b /* a が b 以上のとき true */
プログラムでは≤, ≥ が使えないので、それぞれ<=, >=と記述します。右側に=が書かれることに注意してください。
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