if 文による条件分岐

条件により実行する処理を変化させる場合、条件分岐を行います。条件分岐には if 文、if-else文、if-else if-else 文などがあります。

「もしAなら処理1を実行する」は if 文を用いて次のように記述します:

if ( A ){
    処理1;
}

「もしAならば処理1、そうでなければ処理2を実行する」は if-else 文を用いて次のように記述します:

if ( A ){
    処理1;
} else {
    処理2;
}

「もしAならば処理1、そうではなくBならば処理2、そうでもなくCならば処理3、、、そうでもなければ処理Xを実行する」は if-else if-else 文を用いて次のように記述します:

if ( A ) {
    処理1;
} else if ( B ) {
    処理2;
} else if ( C ) {
    処理3;
   :
   :
} else {
    処理X;
}

等価・不等価演算子

等価演算 == は2つの値が等しい場合に真(true)、等しくない場合に偽(false)を返します。例えば2つの変数 a と変数 b の値が等しい場合 a == b は true を返します。※代入演算=と異なり、=を2つ続けることに注意して下さい。

不等価演算 != は2つの値が異なる場合に真(true)、等しい場合に偽(false)を返します。例えば2つの変数 a と変数 b の値が等しい場合 a != b は false を返します。

また、JavaScriptには同値演算、非同値演算があります。同値演算 === は値とデータ型が等しい場合に真(true)を返します。例えば2つの変数aと変数bが実数で、かつ値が等しい場合 a === b は true を返します。

非同値演算 !== は値とデータ型が等しい場合に偽(false)を返します。例えば2つの変数aと変数bが実数で、かつ値が等しい場合 a === b は false を返します。

厳密な値の比較を行いたい場合は同値演算、非同値演算を使います。

比較演算

比較演算子は2つの値の大小関係を評価します。

a < b    // a が b より小さいとき true
a <= b   // a が b 以下のとき true
a > b    // a が b より大きいとき true
a >= b   // a が b 以上のとき true

Reference

 

オンラインジャッジではじめるC/C++プログラミング入門 (マイナビ)

AIZU ONLINE JUDGE のコース問題を題材にした解説書です。各トピックごとに C/C++ 言語の基礎的な内容を学習し、Introduction to Programming の演習問題にチャレンジしていきます。内容は敷居の高いものではなく、プログラミング初学者が取り組む例題からスタートしています。