演算子や条件分岐を用いればコンピュータに様々な計算を指示することができますが、コンピュータが最も得意としているのは、計算を繰り返す反復処理です。
多くのプログラミング言語では、while ループ と for ループの構造文を使い繰り返し処理を記述します。
while ループは以下のように書きます。
while ( 条件式 ) 文;または while ( 条件式 ){ 処理 } |
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条件式の値が true である限り直後の1つの文(ブロック)が実行されます(繰り返されます)。
forループは、whileループと同様に、指定した条件を満たしている間、処理を繰り返すループ構造です。forループでは条件式に加え、以下の2つの処理を追加することができます。
for ループは以下のように書きます。
for ( 初期化処理; 条件式; 反復処理 ) 文;または for ( 初期化処理; 条件式; 反復処理 ){ 処理 } |
![]() |
条件式の評価値がtrueである限り、直後の1つの文(ブロック)が実行されます(繰り返されます)。 初期化処理は、最初に1回だけ実行されます。反復処理は処理が終わった直後に毎回実行されます。
例えば処理を10回繰り返すプログラムは以下のようになります。
for ( i = 0; i < 10; i++ ){ 処理 }
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