文字

C++ のプログラム中で文字を表すためには、その文字を ' (シングルクォーテーション) で囲みます。例えば、文字 a を表すためには 'a' と書くことになります。

1つの文字を保持するにはchar型の変数を使います。例えば、英小文字のaを保持する変数chの宣言は以下のように書きます。

char ch = 'a';

文字どうしでも等価演算・不等価演算、比較演算を行うことができます。例えば、以下のようにするとchar型の変数chが英文字'A'と等しいかどうか調べることができます。

if ( ch == 'A' ){
  // ch は 'A' と等しい
}

数値と文字の入力

std::cinは、異なる型であっても複数の変数に順番にデータを入力することができます。

以下のコードは、整数、文字、整数をそれぞれ変数 xopyに空白区切りで読み込む例です。

int x, y;
char op;

std::cin >> x >> op >> y;

Reference

 

オンラインジャッジではじめるC/C++プログラミング入門 (マイナビ)

AIZU ONLINE JUDGE のコース問題を題材にした解説書です。各トピックごとに C/C++ 言語の基礎的な内容を学習し、Introduction to Programming の演習問題にチャレンジしていきます。内容は敷居の高いものではなく、プログラミング初学者が取り組む例題からスタートしています。