ITP1_4_C:

文字

プログラムの中で文字を表す場合は'（シングルコーテーション）で囲みます。

１つの文字を保持するにはchar型の変数を使います。例えば、英小文字のaを保持する変数chの宣言は以下のように書きます。

char ch = 'a';

文字どうしで等価演算・不等価演算、比較演算を行うことができます。例えば、以下のようにchar型の変数chが英文字Aと等しいかどうか調べることができます。

if ( ch == 'A' ){

}

数値と文字の入力

Scannerはnext()によって空白・改行区切りの文字列を読み込むことができます。１つの文字を読み込みたい場合は、next()によって１文字の文字列を読み込んで、最初の文字を取り出します。例えば、整数、文字、整数をそれぞれ変数 x、op、y に空白区切りで読み込むには、以下のように記述します。

Scanner sc = new Scanner(System.in);
int a = sc.nextInt();
char op = sc.next().charAt(0); // 文字列の先頭の１文字
int b = sc.nextInt();

Reference

オンラインジャッジではじめるC/C++プログラミング入門 (マイナビ) AIZU ONLINE JUDGE のコース問題を題材にした解説書です。各トピックごとに C/C++ 言語の基礎的な内容を学習し、Introduction to Programming の演習問題にチャレンジしていきます。内容は敷居の高いものではなく、プログラミング初学者が取り組む例題からスタートしています。