昨年他界した曽祖父の遺品を整理していたところ、次のような紙がでてきました。
紙の裏には「最初の数だけ前に進んで、次の数の角度だけ右にまわる(負の数は左にまわる)、それ以降はその繰り返し」とメモがしてあります。祖母によれば「三本松」は、町のちょうど中心にあったそうです。しかし、今はビルや家が立ち並んでいて、ここに書いてあるとおりに歩くことはできません。そこで、地図の上で宝のある場所を探すことにしました。
1 歩を 1 m とします。入力データには、進む歩数 di と回転する角度 ai が書かれた行が並んでいて、「0,0」と書かれた行で終了します。最後まで指示どおりに歩いたときに着いた場所を「街の中心から東へ x m, 北へ y m 」のように測り、その x と y を表示するプログラムを作成して下さい。西および南の場合 x, y は負の値となります。x, y ともに整数部を表示して下さい。
入力は複数の行からなります。各行に歩数を表す整数 di(0 ≤ di ≤ 100)と回転角度を表す整数 ai (-180 ≤ ai ≤ 180) が半角カンマ区切りで与えられます。 di, ai がともに 0 のとき入力の終わりを示します。
x, y をそれぞれ1行に出力して下さい。
56,65 97,54 64,-4 55,76 42,-27 43,80 87,-86 55,-6 89,34 95,5 0,0
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