「君の靴のサイズはいくつかね」
初対面の私に、いきなり博士は尋ねました。
「 23.5 です」
「ほお、実にきりのいい数字だ。2 の 4 乗に 2 の 2 乗と 2 の 1 乗と 2 の 0 乗と 2 の -1 乗を 加えた数だ」
続けて博士は尋ねました。
「君、身長はいくつかね」
「はい、158.1 です」
博士は腕組みをして目を閉じました。しばらくの沈黙の後、口を開きました。
「ナァ~」
その後一緒に過ごした時間の中で、博士の行動がだんだん理解できるようになりました。
まず、 私が博士の求めに応じて実数を言います。実数が整数部 8 桁以内で小数部 4 桁以内の 2 進数で表される場合、博士は 2 進数への変換結果を満足げに語ります。そうでない場合、悲しげに「ナァ~」 と鳴きます。これは、私が負の実数を言うまで繰り返されるのです。
さて、博士は年齢とともにだんだんに長い計算が難しくなってきました。そこで、みなさんが博士に代わって、実数を入力し 2 進数に変換・出力するプログラムを作ってあげてください。ただし、2 進表現が制限桁数 (整数部 8 桁以内 + 小数部 4 桁以内) に収まらない場合は、NA (半角英字) を出力してください。入力される実数は整数部 8 桁以内、小数部 4 桁以内に収まるものとし、出力する 2 進表現は整数部 8 桁、小数部 4 桁で出力してください。
複数のデータセットの並びが入力として与えられます。入力の終わりは負の実数ひとつの行で示されます。 各データセットとして1つの実数 n が1行に与えられます。
データセットの数は 1200 を超えません。
入力データセットごとに 2 進数への変換結果を出力します。
23.5 158.1 -1.0
00010111.1000 NA